住宅費用を見直して、節約しよう【賃貸・持ち家・ローンの見直し】

お金の節約

住宅費用は、意外と節約できる

消費税の増税が迫ってきているのに、お給料が全く増えずに不安に思っている方がおおぜいいらっしゃるでしょう。
もうお給料などの収入が増える見込みのない方は、節約しかない!!と考えているでしょう。

誰にでも簡単にできる節約術をご紹介させていただこうと思います。

意外と簡単&大節約! 住宅費を見直そう

今回は住宅に関しての節約です。

まずは、家賃を節約するために、駅近にこだわり過ぎないことです。

駅近の方が、通勤などに便利なのでお部屋探しの条件に入れる方が多いですよね。
引っ越しする場合、多くの人が便利な駅近に住みたいと思っていますが、こんな情報もあります。

部屋のグレードをほとんど落とさなくても通勤時間が片道10分程度伸びるだけで家賃が数万円安くなることが珍しくありません。
もし家賃を3万円安くすることができれば、年間36万円、5年で180万円の節約になります。

これだけの節約になるのであれば駅から少し離れた場所でも一度検討してみる価値はあるのではないでしょうか。

家賃補助の出る賃貸に住もう

こちらも賃貸関係です。

特定優良賃貸住宅を利用してみる。

特定優良賃貸住宅とは、日本の住宅政策当局が定めた基準を満たす住宅のことで、家賃補助(最大で40%程度)が出る制度になっています。
礼金・更新料・仲介手数料はかかりません。
中堅所得者のファミリー向け物件が多くなっています。

マイナス金利で住宅ローンの借り換えしよう

マイナス金利で借り換えをする。

日銀のマイナス金利政策によって住宅ローンの金利が下がっているので、上手に借り換えをすることで金利負担を減らすことができます。
例えば、3年前に固定金利3%で30年ローンを組み、残高が2700万円の場合、残り27年の支払いを2%ローンに切り替えれば、事務取扱手数料などの諸費用を払っても360万円程度支払額が少なくなります。

20~30代で住宅ローンを組んで、お家を建てる方は多いので検討されてもいいのではないのでしょうか。

利子補給制度を利用しよう

こちらも住宅ローン関連ですが、利子補給制度を利用することです。

住宅ローンを組んだとき、自治体によっては利子の一部を負担してくれるところがあります。
例えば、借入金額3,000万円、返済期間35年、固定金利1.73%の住宅ローンの場合、10年間の利子補給(1%)を受けると、総支払額が約300万円安くなります。

せっかくの制度ですので、利用してみましょう。

家賃補助が出る『高齢者向け優良賃貸』を利用しよう

高齢者向け優良賃貸住宅を利用することです。

こちらは高齢者のためにバリアフリーなどの一定の基準を満たしている住宅のことで、家賃補助(最大で40%程度)が出ます。
「60歳以上の単身者または夫婦・親族」「施設のある都道府県に在住あるいは在勤していること」が基本条件ですので条件の制限はありますが、条件にあてはまる方は検討されてもいいのではないでしょうか。