エアコンを『除湿』に設定! 夏の電気代がかなり節約できる方法

お金の節約

夏場、入れっぱなしのエアコン代が、高い・・


近年、真夏になるとどうしてもエアコンが無くては過ごしにくいですよね。

筆者の家では猫を飼っているため、夏場にエアコン無しでは猫がバテてしまい、また熱中症のリスクも出てきてしまいます。
そのため夏場は筆者が家にいない間でさえ、エアコンは入れっぱなしです。

これまで、8月、9月は電気代だけで1万円を越えるのが普通でした。

しかし、一人暮らしをする中で何とか電気代を押さえる方法は無いか?と考えたところ、良い方法に出会ったため皆さんにもご紹介します。 ぜひお試しください。

簡単節約方法。エアコンを『除湿』に設定するだけ!


それは、エアコンを冷房ではなく除湿に設定することです。

除湿には弱冷房除湿と再熱除湿の2種類があり、本来、部屋の湿度を下げることが目的となっています。
前者は部屋の温度を下げつつ湿度を下げる効果があり、後者は部屋の温度を変えずに湿度を下げる効果があります。

除湿に設定したエアコンは部屋の空気を吸い込んだ後、水分を吸収するために空気を冷却します。
その空気をそのまま部屋に戻すと部屋の温度は下がってしまうため、弱冷房除湿は冷却した空気をそのまま室内に戻せるのに対し、再熱除湿は再び空気を暖めて戻さなくてはならず、電力も余計にかかります。

すなわち冷房の代用として除湿を用いる場合は、再熱除湿ではなく弱冷房除湿に設定するべきです。
再熱除湿ではむしろ冷房よりも電気代がかかってしまうため、設定に注意してください。

また、筆者のようにエアコンを動かしっぱなしにせず必要な時だけ使うという方の場合、除湿は効き始めるまでにどうしても時間がかかるので初めだけ冷房にし、効いてきたら除湿に切り替えるというのも節約になると思います。

筆者の住むマンションでは、弱冷房除湿にすることで実際に月の電気代を2000円ほど押さえることに成功しました。 しかし除湿に設定することで、どうしても室内は乾燥してしまいます。

喉や肌が乾燥に弱い方は加湿器を使ったり、洗濯物を室内で干す・水を張った容器を部屋に置いたりすると加湿することができます。