お得に手に入れた野菜を、無駄にせず使い切るには?
野菜をお買い得で手に入れられたり、農家さんから頂いたりして「ラッキー」と思っていても野菜は食物ですのでいつまでもそのままの状態で置いておけるわけではありません。せっかくお得に手に入れたのに腐らせてしまい捨てることになってしまった...という経験は誰にでもあると思います。
野菜を無駄にせず保存して使い切りたいですよね。
野菜は『下ごしらえ』してしまうクセを!
買い物が終わり家に帰ってきたら、野菜を冷蔵庫にしまいますが、しまう前に下ごしらえまでやってしまうと調理する時に楽です。玉ねぎは皮付きのまま常温で長期保存できますが、皮をむいてビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存することもできます。
芽が出そうなくらい成長してしまったものは、皮をむいてひと口大にカットしたらビニール袋に入れて冷凍庫に入れてしまいましょう。
カレーやシチューを作るときは凍ったままのものを煮込んで使えます。しいたけも軸の硬いところをとったら4棟分くらいにカットしてお鍋用、お味噌汁用、煮物用、と分けてラップにくるんで冷凍します。使うときはそのままお鍋に入れるだけです。
すぐに鮮度が落ちてしまうもやしは買ってきたらその日に袋を開けて1回水洗いしておくだけでも、新鮮さを保てます。
なるべく早く使ってもらうのが一番ですが、茹でたり、蒸したりして火を通したもやしはフリーザーバックや保存容器に入れて冷凍することもできます。
ここまでやっておくとお味噌汁で使うときにもすぐに使えます。
柔らかくなるまで下茹でするのに時間のかかる里芋も、洗ったらレンジ用蒸し器に入れて5~6分温めて冷めるまでおいて置き冷めたら皮をむいてひと口大に切り、ビニール袋やフリーザーバックに入れて冷凍します。
トン汁やけんちん汁を作るときにすぐに使えますし、柔らかくなっているので長時間煮なくてよいので調理時間も短縮できます。
大根や人参ももそのまま小さく切って冷凍しておくことも可能です。
冷凍保存だけでなく、オイルやドレッシングであえておく、という保存方法もあります。
カットしたらキャベツは切り口から茶色く変色していきますが、そうなる前に一口大にカットしたらごま油と軽く振った塩でもんでおくおいたり、ドレッシングや浅漬けの素などにつけて容器や袋に入れておけば、2~3日は毎日少しずつ食べることができます。
きゅうりも野菜室に入れっぱなしではしなしなになってしまいますが、浅漬けにしておけばパリパリ食感で食べられます。